“幸せ”という言葉のアタマに“女の”をつけると
なんだか急に、生々しくなる。
そこには“結婚”の二文字が見え隠れしていて、
結婚の陰には“お金”という現実が控えている。
最近は“セレブなお見合い”を目標に、高額な入会金を払って
高収入な男性だけが登録している結婚相談所に入会する女性が
増えているらしい。
「目標は今年中に年収1500万円以上の人と結婚することです」
こんな言葉を聞くと、必ず
「お金だけがすべてじゃないのよ」と物申す人がいるけれど、
“女の幸せ=経済的に恵まれた結婚”という価値観は
そう簡単にくつがえらない。
「アエラ '06.1.2-9」の全国1300人の女性を対象にした
「女の幸せ 上下流の分岐点」というアンケート結果を見ると、
【Q】幸せのために重視することは?
──────────<既婚女性>──<未婚女性>
・家族や恋人---------81%------------41%
・自分---------------16%------------47%
・仕事----------------3%------------13%
【Q】人生でゆずれないものは?
──────────<既婚女性>──<未婚女性>
・自由な時間--------55%-------------62%
・金銭的余裕--------47%-------------49%
そして、
【Q】あなたは今、幸せですか?
という質問に答えた既婚女性のうち、
夫の年収が1000万円を越える人は
「とても幸せ=43% / まあまあ幸せ=57%」の回答だけで
“幸せじゃない”と感じている人はいない。
けれど、夫の年収が少なくなるにつれて“幸せ度数”は低くなる。
夫の年収800〜1000万 600〜800万 400〜600万 200〜400万 200万以下
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とても幸せ-------32%-------31%--------23%--------19%--------25%
まあまあ幸せ-----62%-------55%--------60%--------67%--------58%
あまり幸せでない--3%-------12%--------11%--------12%---------8%
全然幸せでない----0%--------2%---------4%---------2%---------4%
考えたこともない
その他------------0%--------1%---------2%-------0.4%---------4%
未婚者のアンケート結果も、
年収600万円を越すと“幸せ度数”がぐっと高くなっている。
時間とお金とパートナー。
たしかにこの3点セットは“幸せの三種の神器”かもしれない。
でも、ここで
「やっぱり女の幸せって、時間とお金に余裕があって
夫でも彼氏でもいいからパートナーがいることなのね」
なんて簡単に納得してしまったら、
いつまで経っても“幸せの青い鳥探し”は終わらない。
“幸せ”の前に“女の”をつけるから
ステレオタイプの結論になるわけで、
“幸せ”という、あいまいで、漠然とした、正解のないことは、
アタマに“自分の”をつけて考えたほうが
よほどハッキリと正体が見えてくるんじゃないかと思う。
“自分の幸せって、ナニ?” ほら、ね。
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